読書感想文を一時間で終わらせる3つのコツ

学生が最も苦悩するのは夏休み最終日に大量に残ってしまった宿題の山の処理についてではないでしょうか。
計画的に終わらせられる子はきっとこの記事にたどり着いていないわけで…
筆者も学生時代は8月31日の夜七時頃から慌ててやる派でした(^^;

そこで、そんな崖っぷちの貴方が読書感想文なんかに手をとられないために、一時間で書き終える3つのコツをご紹介したいと思います!








読書感想文は、学校によってばらつきはありますが、たいていは原稿用紙3~5枚ほどで提出だと思います。

ということは、
400字詰め原稿用紙3枚→1200字
400字詰め原稿用紙5枚→2000字

1200字から2000字書けば、提出出来るわけです。
Twitterの文字数制限が140字ですから、Twitterの呟き約10回分と考えたらそこまで大変な文字数ではないですよね。長めのポエムとかならあっという間です。






① 本は読まない!後書きとあらすじで内容把握!

まず、時間のない貴方は本なんて読んでいる暇はありません。よほど速読に自信がない方以外はいかに後書きとあらすじで内容を把握するかにかかっています。
後々詳しく感想を書き出すときに、パラパラとページをめくって、感想文に必要なところをピックアップする作業もここに兼ねます。

たとえば、あらすじに

【美しい少女ローリーは、優しい家族に愛され幸せに暮らしていた。しかし、あまりに完璧すぎるローリーを妬む“誰か“によって、彼女の人生は狂わされてしまう……復讐に燃える彼女が辿り着く果てとは….....】

と書かれていたとしましょう。
(面白くなさそうですね…(ToT)例えなので許して)

あらすじは、小説の概要ですから

登場人物(主人公)→ローリー
大体の物語→ローリーが復讐していく
結末→復讐の果てにローリーがなにかを得る(失う)

わざわざ全部読まなくても、ここまでは内容が読み取れるわけです。

あとがきは、ネタバレと同義ですからそこでも内容を読み取っていきます。





②自分の思ったことを細かく箇条書きで書き出す!

先ほどの作業で、貴方は本の大体の内容を掴んでいるはずです。
そうしたら次は感想を書き起こしていく作業に移ります。ここではまだ原稿用紙には書きません。



あらすじと後書きをよんで、どこがこの本の大事なポイントかを読み取れているならば、それを感想の主軸にします。(先ほどの陳腐なあらすじからなら、復讐の結果や、そこにいきつくまでの主人公の心情は書きやすいです)

本をパラパラとめくって、主人公の心情の変化や大きな物語の動きを後書きとリンクさせながら探します。

そして、それについての自分の意見を箇条書きで書き出していくのです。


ここでポイントなのが、主人公の特筆すべき行動や心情に逐一自分の感想を絡めること!


そうすることで、文字数も稼げますし感想文の質がグッと高まります!(*^^*)





③感想はまとめ!ここで感想文のレベルが決まる!

ここまできたらもう勢いです!小説全体を通してどう思ったのかを一気に書き上げましょう!
主人公にたいしての意見でも、共感した内容でも何でも良いんです!
とにかくまとめで大事なのがなんとなくそれっぽい終わり方をすること!

たとえば文の最後に

【だから、何も生まないとわかっていながら復讐に走ってしまったローリーの気持ちは理解できた。悲しさに支配されてしまった彼女のような人はきっと現代にもいると思う。ローリーを救える人はいなかったが、彼女のような人を増やさないために私はヒーローになりたい。】
(文才はどこに行ったんでしょうね……)

全体への感想を数行書くことで、完成度が高まるんです!是非、一行でもいいので書いてください!



さぁ、原稿用紙に書き写しましょう!文章量的には②を一番書いてください!







最後に……
いかがでしたか?一時間で書けましたかね…?(^^;
この手順を踏めば、サボってるとは思われないくらいの作文は完成すると思います!あと数時間戦ってくださいね!(*^^*)


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